レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「アバター : ウェイ・オブ・ウォーター」キャメロン監督アバターワールド第二弾…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「アバター: ウェイ・オブ・ウォーター」(2022)です。

映画は、パンドラ星で静かに暮らしていた元海兵隊員ジェイク(サム・ワーシントン)とネイティリとその子供達、又スカイピープル(人類)が襲撃してくるのだった。子供を守るために仕方なく戦うジェイクだが、オマティカヤ族に迷惑が掛かるので家族と共にそこを去り、海の部族メトカイナ族の下へ移るのだった。スカイピープルは新たな基地を作り上げ、あのマイルズ大佐はアバターとして復活してジェイク達に襲い掛かろうとしていた…

あの2009年公開「アバター」の続編です。いやはや物凄い映画です。前作以上と言って好いでしょう。但し新規性はありませんが。

パンドラ星の海洋動物の造形に物凄く力を入れて、丁寧にアバターワールドを構築しています。特にこの映画のキーとなるトゥルクンの造形など素晴らしいと思います。今の映画界でこういう芸当が出来るのは、キャメロン監督とクリストファー・ノーラン監督だけでしょう。

前半、パンドラ住民の"家族"描写を丁寧に描いているので少し退屈ですが、後半は怒涛のアクションつるべ撃ちとなり、今作は英国冒険映画の如く、私は大変楽しめました。特にラスト、燃え上がり沈没寸前の民間海洋狩猟船シードラゴン号で互いにナイフ一つで対決するジェイクとマイルズ大佐、もう感涙ですね、うーん、美しいです。

私、B級海洋アクション映画「黄金のランデブー」のラスト、客船カリビアンスター号の機関室でリチャード・ハリスとジョン・バーノンがマシンガンで対決するシーンを思い出しました。チープな作品でしたが良かった。

でも、申し訳ありませんがもう少し短くしてほしいと思います。170分程度がよろしいかと思います。この長さでは、もう生理的に大変です。家庭で鑑賞するのであれば、何分でも構いませんが。

聞くところによれば、このシリーズ残り4本とか、多分にテーマパークアトラクション用に製作されるように思いますが、私個人としては、キャメロン監督はこのアバターシリーズから離れて頂いて、別の作品を制作してほしいと思います。

例えば、海洋アクション映画、前述した「黄金のランデブー」「タイタニック号を引き揚げろ!」「恐怖の関門」「北海の墓場」「大西洋を乗っ取れ !」「メリーディア号の遭難」等ですがね。いずれも一度映画化、映像化はされていますがいま一つで。

特に「黄金のランデブー」「恐怖の関門」が好きなのですが…     八点鐘

 

追記 映画は3DIMAXハイフレームレイトで鑑賞、以前より画面が明るく良かったと思います。

www.20thcenturystudios.j

 

 画質がいま一つですが楽しんでください。

 

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www.youtube.com           爆走 !! (恐怖の関門)

www.youtube.com     タイタニック号を引き揚げろ!

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www.youtube.com  オーロラ殺人事件 (北海の墓場)

www.youtube.com      大西洋を乗っ取れ!  TVシリーズ

www.youtube.com       メリーディア号の遭難