レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「ミルドレッドピアース 幸せの代償」最終回 ヴィーダとの別れ…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ミルドレットピアース 幸せの代償」(2011)最終回です。

前回に引き続き、今回は最終回をご紹介します。

エピソード5

ミルドレットは街中でモンティと再会し、よりを戻します。そして結婚し、大きく成長したヴィーダと再会、ミルドレットは幸福に包まれますが、それは長く続かなかった。彼女がヴィーダに入れ込み過ぎたため、事業は傾き始め、更にモンティはヴィーダと関係していたことが発覚し、事業もヴィーダとの関係が崩れてしまい、彼女は離婚を選択する。彼女は優しく迎い入れてくれたのは前夫バートだった。彼女はヴィーダと再会し、激しく罵るところでドラマは終わる。

今回はなかなか面白く、ミルドレットは実の娘とモンティと激しく対立して、自分が何してきたのか知る辺り、女性特有の事実認識の甘さを悟る件、中々見所があります。

特に、ラスト娘に対して押さえていた感情を爆発するが如く、激しく罵るところはケイト・ウィンスレット演技の見せ場でしょう。うーん、美しいです。

結局、金銭的には若干恵まれるようになったが、同じところをグルグルと回っていたような彼女の人生、ラスト彼女のクローズアップの表情から観客は理解するでしょう。でも、これからは良いことがありそうな感じはいたしますが。

TVミニシリーズですが、トッド・ヘインズは巧く纏めており代表作の一つと言って良いと思います。

 

このブログ作成にVODにて鑑賞しています。          八点鐘

 


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