レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走」フランス製カー爆走コメディ…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ボン・ボヤージュ 家族旅行は大爆走」(2016)です。

仏製カー爆走コメディです。まあまあ面白かったのでアップしました。最近はハリウッド映画が多く、この手のフランス製コメディは少なくなりました。そういう意味でも貴重な作品です。

お話は、7月最初の週末のパリ。お祖父さんとコックス一家は、新型AIシステム搭載大型バン"メデューサ"でバカンスに出かけるのだった。楽しいはずのバカンスだが、何やら家族の秘密、こじゃれた子供、一つ余計なお祖父さんの行動と相まって、このメデューサのAI制御が何故か制御不能になり高速を暴走し始める。何をどうやっても停まらないメデューサ、前方にはバカンスの為の大渋滞、不運のおバカ、コックス一家の運命は…

余り期待せずに鑑賞したので、意外にも楽しめました。元ネタは「新幹線大爆破」「スピード」のようですが、コメディとして淡々と描いているのが良かったと思います。ラストもそんなのありと言うような反則すれすれの様な対応ではなく、現実的な手段を用いているのが良かったと思います。奥さんの浮気とか高速機動警察隊員、男女のラブロマンス等お国柄が出ていて私は良かったと思います。

ただ、主演者もお祖父さんを演じたアンドレ・ドュソリエ以外知らない人ばかりですが、全体にオーバーアクト気味ですがそんなに悪くありません。監督は"ヒャッハーシリーズ"のニコラ・ブナム。興味を持たれた方ぜひ鑑賞してください。楽しめます。

最後に、メデューサですがメルセデスVクラスを改造したようです。でも制御システムをリアデファレンシャルの処に取り付けるのは素人から見ても設計ミスですよね。

このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。           八点鐘

 

これが運命のメデユーサ

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