レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」歳入庁監督官とコインランドリー経営者の多次元空間内での果てしない戦いを描いた作品…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は今話題の「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」(2022)です。

いや、米国でも大変ですね。誰もが納めたくない税金、この映画を見て思いました。

映画は、コインランドリー経営者とIRS(合衆国歳入庁)監督官との必要経費を巡っての戦いを描きながら、多次元空間内での巨悪ジョブ・トゥパキとの対決を描いた作品です。

もっとお馬鹿な映画かなと思いましたが、なかなかどうして面白い映画です。結構楽しみました。意外な拾い物だと思いました。

若干ゲロイけどその抑制した描写で「バビロン」ほど酷くなく、大きな疑似ア〇ル・プラグも登場しますが、それほど下品ではなく、結構笑えました。

特に編集が大変だったのではと思います。最近では使いやすい編集ソフトでもあるのでしょう。私は不勉強で知りませんが。

ヒロインのカンフーが得意なミシェール・ヨーが良いですね。対して、IRS監督官ディアドラを演じるジェイミー・リー・カーティスは凝ったメイクで良いんでけど、もう少し若く体が動く人だともっと良かったように思います。

最近、この手の作品、増えましたね。例えば「攻殻機動隊」「マトリックス」「トロン」「インセプション」とか、私はあの「ザルドス」を思い出しました。

この作品、ビギナーズラックのような感じもします。次回作を期待したいと思います。

                              八点鐘

 

追記 以下は映画とはあまり関係ありませんが、映画を見ながら気付いたことを列記します。

 

IRS (合衆国歳入庁)

歳入庁は日本にはありません。日本では国税庁がその役割を行っています。最近、日本でも歳入庁を作りそれを財務省から独立させろと言う意見が多く見受けられます。私も賛成です。財務省が力を持っているのは国税庁を配下に置いているからです。

コインランドリー経営

映画でも経営は大変そうでした。私も一度考えてみました。色々調べてみると、ある方がコインランドリー経営はとても難しいと。その要因は、そのランドリー機械の稼働率でそんなに高くなく、とかく設備会社は色々な設備を買い揃えさせようとする。が稼働率はさらに悪くなる。アパート経営の方が確実に収益が見込めるとのことでした。

当地名古屋ではリニア開通を見越して名古屋駅西側で高層マンションの建築が始まっています。お金持ちは投資用にマンションを購入して、更に儲けると思いますが。

美味しい話はありません

美味しい話は転がっていません。美味しい話は注意してかかること。年6回の配当とか年4%の配当なんていうヨタ話には注意してください。

でも…

あの「マルサの女」で山崎努が演じた強欲な金持ちのように、カワイ子ちゃんの前で変な踊りをしながら「畜生、また儲かってしまった!!」と一度は言いたいと多くの男はいつも考えている。

 

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