レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「ワイルド・スピード」ストリート・レーサー達に潜り込んだ覆面捜査官の映画…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ワイルド・スピード」(2001)です。

映画は、高額貨物を運送する大型トラックがシビック車に襲われる事件が相次いだのでFBIとLAPDは、ストリートレーサー崩れのドライバーが行っていると睨み、ドミニク(ヴイン・ディーゼル)の下に覆面捜査官ブライアン(ポール・ウォーカー)を送り込み、そのシッポを掴もうと画策するのだが…

有名な「ワイスピ」第一作です。久々に鑑賞しました。当時はポリスアクションでしたが、今では世界中を走り回る、例えば大型金庫を牽引したり、戦車とバトルしたり、原子力潜水艦と競争したりもの凄い映画になっています。

この映画は、ストリートレーサー、別の言葉で言えばドリフト野郎とか、カウンターレーサーになるのでしょうか、そのゼロヨンレースーの描写がとても良いと思います。

コスパに優れた日本車をチューンアップし、ツー・ステージのNOSを搭載し、ボタンをオンして過給が始まるとCGを使ったエンジン内部のシーンになりピストンが激しく上下してパワーがトランスミッションに伝達されて、もう好きな人にはたまらない映像でしょう。うーん、美しいです。これだけでお腹一杯です。

米国の映画館では、このシーンがスクリーンに映し出されると観客のお兄ちゃん達が大喝采でしょう。ロブ・コーエン監督お手柄だと思います。ここが解らない人には、この映画はただのカーアクション映画にしか映らないでしょう。

カーアクションを含めて、ホンも良く出来ていると思います。警察官の職務より男侠を優先するラストもなかなか粋で、とても良いと思います。

 

このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。            八点鐘

 

追記 

登場する日本車はスープラ、GT-R、アキュラ・インテグラ、RX-7、ミツビシ・エクリプス等、いずれの車もスプーン、VeilSide等のオプションパーツメーカーのパーツを使用しており、元の車より俄然輝いています。NOS とは 亜酸化窒素をエンジン内に噴射する過給装置です。

新作を鑑賞する前に鑑賞しておくとより楽しく鑑賞できるかも。

 

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

www.wildspeed-official.jp