レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「戦慄の絆」(2023)です。
第2,3話を鑑賞しましたので、その感想を以下の通りご紹介します。
個人投資家レベッカ・パーカーの邸宅を訪問するエリオットとビバァリー、パーカー邸に集まったパーカーの仲間の奇癖に驚く二人だが、特に明け透けに生殖医療について質問してくるパーカー、彼女にとって生殖医療は金儲けの手段なのだが、好きなことが出来そうなのでエリオットは楽しそうだった。二人は資金を得て、出産センターをオープンさせる。ビバァリーとジュヌヴィエーヴの関係は、更に深まるのだった…
第1話は登場人物の紹介のような感じで若干退屈でしたが、2,3話は驚くような話、特に現代の生殖医療が色々と登場して驚きました。生れ付き子宮が変形していて妊娠できない女性に対して、現在でも良く聞きますが別の女性の子宮を借りて子供を作るとか、人工的な子宮で受精、胚芽、そして胎児にする生殖技術等はもう直ぐそこに来ているのですね。その技術から派生する知的所有権が未来を制する。
暫くすると、人間と言うか人類も変化するのでしょうね。もう驚きでした。
映画そのものより、その生殖医療の環境、経済波及効果に驚きました。何かアンテナを立てて情報を定期的に集めることは、今後結構美味しいかも知れませんね。
かなり志の高い作品だと思います。1988年の映画よりとてもとても興味深い作品になっているようです。特に生殖医療技術については、前述したように驚きました。
このブログ作成に作品をVODにて鑑賞しています。 八点鐘