レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「サイレント・ランニング」(1972)です。
未来の地球、植物を標本温室ドームに格納し大型貨物宇宙船に3基ずつ搭載して土星軌道にて航行させていた。3隻の宇宙船の内の1隻「ヴァリー・フォージ」号の植物学者フリーマン(ブルース・ダーン)は他の仲間と違い、植物に対する扱いは違い熱意を込めて励んでいた。そんな中、地球から届いた指令は温室ドームを爆破して、地球に帰還せよという指令だった。フリーマンは即座にある行動に出た…
あのSFXのパイオニア、ダグラス・トランブルが監督したSF映画です。日本では当初公開されず、ビデオ発売後1986年に劇場公開された作品です。
彼が監督した作品は、この作品とこのブログでも紹介した「ブレインストーム」だけで、結論から言えば私は「ブレインストーム」の方が好きです。この作品は、ホンが中途半端でいま一つ説得力がなく、SFXはまずまずなのですが映画にのれないことだと思います、残念ですが。
例えば、ほぼ同時期にグラフィックデザイナーのソール・パスが監督した映画「フェイズⅣ」の方がホンが良く出来ている分だけ優れていると思います。
そういう意味で、もう少しホンが良ければもっと優れた作品になっていたと思います。
このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。 八点鐘
ダグラス・トランブルSFX担当作品