レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ザ・メキシカン」(2001)です。
ジェリー(ブラッド・ピット)は犯罪組織のチンピラで要領が良くない男、そんな彼を恋人にしているサマンサ(ジュリア・ロバーツ)はラスベガスで暮らしたい。些細なことで喧嘩してしまう二人、ジェリーは組織の仕事でメキシコへ出掛け、伝説のアンティーク拳銃「メキシカン」を手に入れるのだが、ちょつした油断から盗人に奪われてしまう。サマンサはラスベガスに出掛けるが、小太りの殺し屋に狙わて拉致されてしまう。二人の運命は…
コテコテのサスペンススリラーではなく、コメディ味のサスペンススリラーになっています。だってジュリア・ロバーツの主演ですから。前年、「エリン・ブロコヴィッチ」でアカデミー主演女優賞を得たジュリアなので、何となくとても楽しそうに演じているのが良い。又、監督があの「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのゴア・ヴォビンスキーなので手堅くというよりとてもうまく纏めています。
ラストで、このメキシカン拳銃を構えるジュリア・ロバーツ、なかなかイカしています。うーん、美しいです。でも、「ミッションインポッシブル」 シリーズのレベッカ・ファーガソンのような迫力はありません。これは仕方ありませんよね、彼女はラブロマンスのヒロインですからそんな必要はありませんね。
でも、この映画で一番印象的なのは小太りの殺し屋、実はホモと言う設定、そういう人がいるかどうか知りませんが、その役を演じたジェームズ・ガンドルフィーニでしょう。なかなか良い感じで。と彼の経歴を調べてみたら、10年程前に心臓発作亡くなっているんですね。あらあら、残念ですね。皆さん、健康には注意しましょう。
このブログ作成にBD版を鑑賞しています。 八点鐘