レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「スカイ・ライダース」(1976)です。
ギリシャで米国人事業家の妻子が世界活動家革命軍に誘拐されてしまう。密輸業者マッケイブ(ジェームズ・コバーン)は、かっての妻エレン(スザンナ・ヨーク)と息子の為に一肌脱ぐことに決心して、革命軍からの妻子の写真から彼らは、ギリシャ正教聖地メテオラのロッサノ僧院に拘束されている事を知る。マッケイブはハンググライダーを利用する救出作戦を実行に移すのだが…
ハンググライダーを巧くストーリーに織り込んだスカイアクションの佳作です。監督はあのオリバー・リード主演「電撃脱走 地獄のターゲット」で名を上げたダグラス・ヒコックス。
ジェームズ・コバーンの個性、キャスティング悪くなく、職人ヒコックス監督の手腕、ホンがもう少し書き込まれているともっと良かったのですが、ラロ・シフリンの音楽も良い感じで、良く出来たスカイアクション映画の佳作になっています。
特に、夜間のハンググライダーシーンはなかなかの迫力で見せてくれます。コバーンもヘリのスキッドに捕まり、ブローニングハイパワーでメインローターギアボックス目掛けて乱射するシーン等見せてくれます。この手のアクション映画好きの方には楽しめる作品になっています。
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