レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「パフューム ある人殺しの物語」(2006)です。

18世紀フランス、グルヌイユ(ベン・ウィショー)はパリの魚市場で産み落とされ孤児院で預けられた。彼には天才的な能力があった。それは嗅覚で数キロ離れた先の匂いを嗅ぐことが出来た。やがて、彼は皮鞣し工場で働くが、或る夜街で赤毛女の体臭に心地よさを感じ彼女が大声を出そうとしたので口を押さえて窒息死させてしまう。
そんな時、自分の嗅覚の素晴らしさを調香師バルディーニに売り込み、多くの香水を創り名を上げる。やがて、彼はあの赤毛女の香りを再現すべく南フランスグラースへ行くのだが、やがて多くの女性が殺害されるという事件が起こるのだった…
パトリック・ジュースキント著「パフューム 或る人殺しの物語」を映画化した作品です。監督はトム・ティクヴァ、なかなか難しい題材を上手く纏めていると言って良いでしょう。
特に、この映画の特徴は時代考証ですね。冒頭のパリ魚市場、鞣し工場、橋の上にある香水調合師宅等中々見せてくれます。いや、スクリーンから匂いが漂って来そうなぐらい良く出来ています。そうですね「薔薇の名前」「デュエリスト」「バリー・リンドン」これらの歴史映画この感じです。だから、この手の映画が好きな方は結構楽しめるのでは。
映画後半はグラースでの女性連続殺人になり、この映画の場合サスペンスの盛り上がりにかけますがグルヌイユが逮捕され処刑場に連れ出されてからのシーンは、なかなか興味く意外な結末になっています。但し、時代考証は良いのですが、若干描写がリアル過ぎて、この映画はダメという方がいるかもしれませんが。
このブログ作成にBD版を鑑賞しています。 八点鐘






