レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「ドーベルマン」フレンチ版スーパーヴァイオレンスアクションですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ドーベルマン」(1997)です。

 

ドーベルマン(ヴァンサン・カッセル)率いる犯罪グループがパリで連続強盗事件を起こした。仲間は薬中毒のムス、巨漢ピットビュル、神父、女装ソニア、マシンガン使いレオ、マニュそして聾唖の美女ナット(モニカ・ベルッチ)と役者揃いだった。

対するパリ警察には、情け容赦ないクリスティーニ警視(チェッキー・カリョ)が今か今かに待ち構えているのだった。さて勝利の女神はどちらに微笑むのだろうか…

ドロドロのスーパーヴァイオレンスアクションです。パリ市内の銀行を襲撃するドーベルマン達、迎え撃つパリ警察も情け容赦なく何でもありという形でドロドロの壊滅作戦をクリスティーニ警視が指揮を執ります。このチェッキー・カリョーが笑いが込み上げるほど良いんだなあ、うーん、美しいです。

この手の映画が好きな方は大満足でしょう。役者が揃っているし、笑えるほどハチャメチャやってくれます。フィルムノワールではなく、まるでハリウッドアクションになっています。だから役者はドロドロアクションですが、結構楽しそうに演じています。

こういう映画なので興味の無い人が見れば、ツマンナイと言うことになりますが、そこは監督の意図を組んで見てあげないと只のゴミ映画になってしまうかもしれません。

監督はヤン・クーネン、当ブログでは日本未公開「ブルーベリー」を紹介しています。最近は、余り作品を撮っているようではありませんが、多分一番張り切っていた頃の作品だと思います。アクション系の映画好きな映画ファンであれば、楽しめる映画だと思います。

このブログ作成にVOD、アマゾンプライムにて鑑賞しています。    八点鐘

 

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