レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「フォールガイ」(2024)です。
スタントマンのコルト(ライアン・ゴズリング)はスタントの失敗で18ヶ月入院、その後もと或るレストランの駐車係と言う有様。そんな時オーストラリアにいるプロデューサーから電話が入る。その地でSFアクション映画「メタルストーム」のスタントに協力してくれないかと。勇んで出掛けたコルトには何やら怪しげな陰謀が待ち構えていたのだが…
その昔、鑑賞したピーター・オトゥール主演「スタントマン」はもう殆ど忘れてしまったが、この映画の様なアクションコメディではなかった。もう少し全体に重く、コメディではなかった。対して、この映画は楽屋落ちギャグの五月雨撃ちの様な感じで前半が長すぎる感じがしますが、軽い作品なのでこれはこれで良いと思います。監督はデヴィッド・リーチ、昨年、新幹線を舞台にしたアクションコメディ映画「ブレット・トレイン」の監督です。個人的には「ブレット・トレイン」の方が馬鹿々しくて好きですが、この作品もそんなに悪くありません。
楽屋落ちギャグ、アクションいっぱい笑えるし、楽しめます。この映画で一番面白かったシーンは、フィル・コリンズ「見つめて欲しい」(映画「カリブの熱い夜」の主題歌)をバックにしたカーチェイスシーンだったかな。「カリブ…」はポルシェ911 カブリオレとフェラーリ308QV GTSiの迫力あるカーチェイスが素敵でした。そんなところかな。
八点鐘
スタントマン 予告編
