レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「デス・レース」(2008)です。
2012年米国、経済危機により犯罪増加、治安悪化により刑務所は民営化され、その管理に囚人に武装カーに乗せて過激な殺人レースを行わせ、それをネット中継して刑務所管理費を捻出することになった。産業労働者ジェンセン(ジェイソン・ステイサム)は、その日勤めていた製鉄所が閉鎖されてアパートに帰って来た。が、黒マスクをした男に襲われて気を失ってしまう。気が付くと妻は血塗れで死んでおり、手には血の付いたナイフが。ジェンセンは妻殺しで有罪となり矯正省管理下のターミナル島刑務所に送られるのだった。自由を手に入れるにはデス・レースに参加するしかなかった…
ロジャー・コーマン製作「デス・レース 2000」のリブート映画です。頬が緩んでくるような設定ですが鑑賞して見ると意外や意外に面白くて、結構楽しめました。
このカーレース版グラディエータと言う設定結構イケます。オマケにこの作品、バジェットが4,500万ドルとかなりの大作なので特にレースシーンは見応えがありますし、登場する戦闘車輛もマッドマックスモドキで結構美しくて。ラリーと同じくコードライバーを乗せてレースするという設定も効いていて。脇を高める人物、例えばコーチはイアン・マクシェーン、ワルの刑務所所長クレア(ジョアン・アレン)も楽しそうに演じており、うーん、美しいです。
バリバリと始まる殺人レースも迫力あり、あまりグロく有りませんが、結構イタイ味付けで楽しめると思います。ジエイソン・ステイサムはこの個性にぴったりのキャスティングで言うことありません。うーん、美しいです。
という作品です。気になる方は是非ご鑑賞下さい。楽しめます。
このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。 八点鐘