レタントンローヤル館にお出で頂き有難うございます。今日は、昨日からあのノワールスリラーの名作「殺しの分け前 ポイントブランク」の再上映が開始されるとかでジョン・ブアマン監督についてご紹介したいと思います。

ブアマン監督は、BBCドキュメンタリー部門の出身でこの「殺しの分け前 ポイント・ブランク」で名を上げました。あのアルカトラズ島で始まり、ラストもアルカトラズ島で終わる中々凝ったハードボイルドタッチのノワールスリラー映画でした。リー・マービンのハードボイルドな性格付けがとてもユニークで、日本でも評判になりました。
その後、「太平洋の地獄」「脱出」「未来惑星ザルドス」等で更に名を上げましたが、あの「エクソシスト2」が不評で、以後鳴かず飛ばすという監督でした。
劇場公開された「エクソシスト2」は100分程のカット版で本当につまらない作品ですが、巷には120分のディレクターズ版も出回っています。興味のある方は是非ディレクターズ版を見て頂きたいと思います。いや、まったく別の映画の様で、改めて彼の力量の見直されると思います。本当に涙物です。
今後「エクスカリバー」「エメラルド・フォレスト」「ラングーンを越えて」等をご紹介したいと思います。 八点鐘
