レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ラルゴ・ウィンチ 宿命と逆襲」(2008)です。

香港にて巨大コンツェルンWグループの総帥ネリオ・ウィンチが大型ヨットから落ちて溺死するという事件が起こった。ネリオの右腕アン・ファーガソン(クリスティン・スコット・トーマス)はネリオには息子がいないがフランス系クロアチア人に育てられた秘密の養子ラルゴ(トマ・シスレー)がいること知る。がこの大事な時に彼がどこにいるか把握できていなかった。世界中を放浪しているラルゴはブラジルで民兵組織に拘束されているNGO職員レア(メラリー・ティエリー)を助け出そうとしていた…
ベルギーで有名なコミックを原作としたフランス製アクションスリラーです。この手の映画で有名なのはジャン=ポール・ベルモンド主演フィリップ・ラブロ監督「相続人」(1973)でしょう。この作品はサスペンス重視の映画でしたが、この「ラルゴ・ウィンチ」はアクションスリラー重視の作品になっています。
Wグループを乗っ取ろうとするライバルグループとのカーアクション、銃撃戦、又義父ネリオが残してくれた自社株が収まった金庫がある秘密の島の修道院等まずまず見せてくれます。
現在と過去を行ったり来たりするので少しばかりややこし展開ですが、この辺りをもう少しすっきりさせると見やすくなり、映画の評価も上がると思います。
ラルゴはWグループを救うことが出来るのか? アクション満載のポリティカルスリラーとして鑑賞しても楽しめまずまずの仕上がりだと思います。監督はジェローム・サル、まずまずの腕前です。
ハリウッドのアクションカウンター映画として、この手のフランス映画はもっと頑張ってほしいと思います。ハリウッド一強では面白くありませんから。
このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。 八点鍾





