レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ナースコール」(2026)です。

スイスの州立病院で働く看護師フロリア(レオニー・ベネシュ)は早朝に出勤するが、病院内では、たった二人しかいない看護師で現場を切盛りする有様。フロリアが持つ携帯は鳴りぱっなし、言うことを聞かない我儘な患者等を相手にその一日を丁寧に描いた作品ですが…
まあ、凄い状態です。これでは誰も州立病院に入院しないでしょうね。誰もが高いけど私立病院にに行くでしょうね。死に行くようなものだから。
フロリアはとても優秀な看護師だと思いますが、この状況だと如何ともしがたい状態で何ともならないですね。オーバーワークのオーバーワークの状態ですから、こんな状態であれば、当然医療ミスも多発します。
更に付け加えれば、彼女達を監督する上司が登場しないのも何か引っかかりますね。只々現場は地獄だ!だけでは拙い様に思いますが。この映画の様に患者の要求に振り回されている状態を只々防ぐだけではね。もう少し前向きにフロリアの上司が、例えば看護師の携帯番号を患者に教えないとか、面会時間の制限、患者の持ち物検査等のルールを徹底させることも必要に思いますが。
加えて、この映画、仕事とは"教育"だという視点に欠けているように思います。上司が、フロリア達が看護学生の教育が出来ていないことに、もっと真剣に対応する必要があると思いますし又、その辺りの描写が無いのが嘘っぽい映画だと私には感じます。
ラスト、今後現在以上に看護師が足りないとテロップが出ますが、もっと教育をしっかりしないと意味ありませんよね。頭数だけ増やしてみても意味ないですから。
「セプテンバー5」でなかなか好い感じの女優レオニー・ベネシュ主演作品なので、興味深く鑑賞しました。レオニー・ベネシュはとても良かった。
ちょっと若い時のヘレン・ミレンに似て、益々ファンになりそうですが。うーん、美しいです。
八点鍾






