レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「デンジャー・ポイント」(1972)です。
あの「ナバロンの要塞」で有名なA・マクリーン原作「麻薬運河(鎖に繋がれた操り人形)」の映画化作品です。どちらかと言えば、レアな小品ですが、中盤のモーターボートチェイスシーン等まあ上手く纏まっているので取り上げてみました。
映画は、米国で麻薬患者3名が殺害され、担当捜査官シャーマン刑事(スベン・バーティル・タウベ)は、シャドウエージェント、マギー(バーバラ・パーキンス)と共にオランダ、アムステルダムに赴くが現地捜査員デュクロスは目の前で殺されてしまう。
麻薬組織はシャーマンが来ることを知っており、ホテルにも殺し屋が待っており、彼は殺し屋を返り討ちにする。マギーは殺し屋の手帳を調査して、組織がホイラー島にアジトを持っていること知り、そこに忍び込むのだが…
監督はジェフリー・リーブ、撮影が「戦場に架ける橋」のジャック・ヒルデヤード、音楽が「黒い砂漠」「ローマに散る」のピエロ・ピッチオーニ、共演が「007 ロシアより愛をこめて」のウラデク・シーバルとなかなか豪華、全体に軽い作品ですが、良く出来ています。
このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。 八点鍾
追記 このDVD、ワゴンセールの中にあったものですが、案の定、安価ですが画質はあまり良くありませんでした。本当は、もう少し高くても良い画質のものが欲しいのですが。まあ、DVDがあれば何時でも鑑賞できるので…