レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「私生活」(1962)です。

ジル(ブリジッド・バルドー)はフランス女性で18歳、レマン湖畔の別荘に未亡人の母親と住み、バレエのレッスンを受けていた。そんな彼女がイタリア人の雑誌編集者で演劇監督のファビオ(マルチェロ・マストロヤンニ)に夢中になるのだった。彼には恋人がおり落胆したジルはパリに向かい、そこでモデルの仕事を始める。そこで知り合った映画プロデューサーに見いだされ、彼女はスターダムにのり、パパラッチに追いかけられる様になるのだが…
ルイ・マル監督が「地下鉄のザジ」の次に製作した作品、あまり評判が宜しくないので今回、鑑賞してみました。
映画は前半が何やら慌ただしく展開し、何時ものマル監督作品ではない感じで、少し違和感を感じます。特にパパラッチシーンは、画質も統一感を欠く感じで何やら違う映画を見ているようです。何か違う雰囲気です。
が、舞台がイタリア、スポレートでの野外公演に移るや否や俄然、雰囲気が素晴らしくなって何やら前半と違う雰囲気で。
例えば、抑えた発色でスポレートの街並み、とても歴史ある建物を描写したりして、この辺りからいつものマル作品の雰囲気で復活しているような感じで、古い且つ美しい街並みが生き生きと描かれ映画前半の雰囲気と全く別物の様で。うーん、美しいです。
スポレート音楽祭で野外公演される戯曲は劇作家ハインリヒ・フォン・クライスト「ハイルブロンドのケッチェン」だそうですが、なかなか雰囲気に合っており良い雰囲気です。うーん、美しいです。
あくまでも私の想像ですが、前半のパパラッチシーンとても少なく、映画は作られたがそれでは何か印象が薄いとプロデューサーに言われて、慌てて撮影しそれを編集して前半に取り付けた様な感じで。私は違和感を感じますが。こういうことは映画の世界ではよくあることですが。
マル監督はもう亡くなっているので真実は判りませんが。そんな雰囲気が漂っていると感じるのは私だけではない思いますが…
このブログ作成にBD版を鑑賞しています。 八点鍾






機械翻訳すると大まかですが理解できると思います












































