レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「ゆりかごを揺らす手」カーティス・ハンソン監督の良く出来たサスペンスショッカーですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ゆりかごを揺らす手」(1992)です。

二人目の子供を妊娠したクレア(アナベラ・シオラ)は、産婦人科医で診察を受けるが素手で身体を触られ、その産婦人科医を訴えた。彼はその件で自殺をした。

クレアには二人目が誕生したので、住み込みのベビーシッターを雇うことになった。やって来た女性はペイトン(レベッカ・デモーネイ)と言い人当たりの良い人だったが、彼女は自殺した医師の妻であり、その復讐のためにやって来たのだった…

多くの映画ファンがこの作品でカーティス・ハンソン監督の名を憶えたことだと思います。とても良く出来たサスペンスショッカーで、後半サスペンスたっぷりでこの手の映画が好きな方は歓喜の声を上げたことでしょう。私もその一人ですが。

加えて、結構重要な役でジュリアン・ムーアがスクリーンに登場します。BMW735iを乗り回す、嫌みと言うか少し根性が曲がった不動産会社社長としていい感じです。頭の回転が良いので、ペイトンの素性を見抜きにクレアに連絡しようとしますが、ペイトンが仕掛けた植物用温室の天井窓を利用したブビートラップに嵌まり、お陀仏になってしまうのが残念ですが。

後半、特にクレアがペイトンの正体を暴いてからのショック演出がなかなか良く出来ており、例えば赤ちゃん用泣き声用スピーカーの使い方などなかなか良いと思います。うーん、美しいです。少し古い作品ですが、なかなか良く出来ているのでご紹介しました。

このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。            八点鐘

 

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