レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「ザ・ディープ」映画よりドナ・サマーの妖艶なディスコミュージックが有名な作品ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ザ・ディープ」(1977)です。 もう夏も終わりなので夏らしい作品ということで、この作品を選んでみました。十何年ぶりに鑑賞しました。原作があの「ジョーズ」のピーター・…

番外編 昔々名古屋にこんな映画館がありました…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日はその昔名古屋に存在したある映画館のお話をしたいと思います。 ミリオン座 名古屋ってこんなことをよく言われます、文化の墓場だと。それは、まずまずの人口と働くところにはまあ恵まれて…

「ジェラシック・ワールド/新たなる支配者」シリーズ最終作ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ジェラシック・ワールド/新たなる支配者」(2022)です。 あの「ジェラシック・パーク」から6作目で、第二シリーズ「ジェラシック・ワールド」第三作目完結編です。 今回は…

番外編 日本の映画館で思う事

レタントンローヤル館にお出で頂き有難うございます。最近、日本の映画館で色々思うことがありましたのですこし書き連ねたいと。 3年程前までベトナムで仕事をしていました。週末は映画館で映画をよく見ました。ベトナムでもシネコンで、多くが韓国資本のシ…

「ストーリー・オブ・マイ・ワイフ」女優レア・セドゥの新作映画ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ストーリー・オブ・マイ・ワイフ」(2021)です。 ハンガリーの新鋭女性監督イルディコー・エニェディのラブロマンス映画です。上映時間が三時間弱と言う大作で、あのレア・…

番外編 ジャン=ポール・ベルモンド傑作選3の紹介ですが…

レタントンローヤル館にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介するのは、又始まります。そう、ジャン=ポール・ベルモンド傑作選が9月2日から、うーん、美しいです。 今回は、「華麗なる大泥棒(フランス語版)」 「冬の猿」 「パリ警視J」 「勝負(かた)をつ…

「怪談」小泉八雲原作をもとに小林正樹監督の異色作ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「怪談」(1965)です。暑い暑い日本の夏ですから、こういう作品も良いかなと思い取り上げてみました。 小林正樹監督作品で初のカラー作品です。彼の作品は「人間の条件 三部…

「偉大なるアンバーソン家の人々」あのオーソン・ウェルズ監督第二作ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「偉大なるアンバーソン家の人々」(1942)です。 映画は次の通りです。 富豪アンバーソン家のイザベルは、同じ街に住む若者ユージーン(ジョセフ・コットン)の求愛を断って別…

「フェリーニのローマ」フェデリコ・フェリーニ監督の都市ローマについて異色作ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「フェリーニのローマ」(1972)です。 「道」「甘い生活」「81/2」で有名なフェデリコ・フェリーニ監督の異色作です。ふつう映画はあるドラマを大体2時間程度で表現しますが…

「アパルーサの決闘」あのエド・ハリス製作・監督・脚本・主演の正統派西部劇の力作ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「アパルーサの決闘」(2008)です。エド・ハリス製作・監督・脚本・主演のこの作品は、日本未公開でビデオスルーとして公開されています。 前述したようにエド・ハリス製作・…

「扉の影に誰かいる」チャールズ・ブロンソンのレアなサスペンスミステリー映画ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「扉の影に誰かいる」(1971)です。 映画は、精神科医ローレンス(アンソニー・パーキンス)は、妻の不倫で悩んでいた。彼のプライドを満足させ為には、完全犯罪として妻をどの…

「ことの終わり」戦中、戦後のロンドンを舞台にしたねっとりしっとりとしたラブロマンス映画ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ことの終わり」(1999)です。あの「第三の男」グレアム・グリーン原作の映画化作品です。 私は見たことありませんが1955年に「情事の終わり」としてエドワード・ドミトリク…

番外編 きょうは77年目の終戦記念日…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日は総括としてあの大東亜戦争、今そこにある危機について一言書かせて頂きたく思います。 先の大戦、いやこの日本を揺るがす戦争体験でした。色々と歴史書を読むとあんなに大きな戦争にする予…

「この世界の片隅に」淡々とした語り口、物凄く書き込まれた密度の高い映画ですが...

レタントンローヤル館(八重垣)にお出でいただき有難うございます。今日ご紹介する作品は「この世界の片隅に」(2016)です。 映画は、少しのんびりしている主人公すず(声 のん)の生い立ちから始まり、昭和19年に呉鎮守府に軍法会議録事北条周作と結婚して広…

「雷撃隊出動」昭和19年に公開されたいわゆる戦意高揚映画ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「雷撃隊出動」(1944)です。 映画は、村上少佐が率いる母艦航空隊は敵機動部隊を攻撃するが、航空機が少なく全滅迄叩くことが出来なかった。航空機受領迄基地航空隊へ移動休…

「野火」1944年レイテ戦線崩壊後、帝国陸軍田村一等兵の顛末を描いた映画ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「野火」(1959)です。 この映画は、「レイテ戦記」で有名な大岡昇平の小説「野火」を市川崑監督が映画化したものです。主人公田村一等兵(船越英二)は、肺病で部隊と野戦病院…

「男たちの大和」超弩級戦艦の最後を描いた力作ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「男たちの大和」(2005)です。 超弩級戦艦とも不沈艦とも呼ばれた帝国海軍戦艦大和の最後を描いた作品です。この手の映画は新東宝「戦艦大和」(1953)、「沖縄決戦」「連合艦…

「ローレライ」サミュエル・フラー監督「地獄と高潮」にラストが良く似た架空戦記映画…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ローレライ」(2005)です。 昭和20年8月、大日本帝国は断末魔に喘いでいた。最後の一撃として、ドイツ海軍から譲渡された伊507号潜水艦を駆って最後の出撃に出る絹見少佐(…

「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」玉砕のサイパン島で終戦後までゲリラ戦で戦った男達の映画…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」(2011)です。 先の大戦、大東亜戦争の映画です。ウクライナでの進行形の戦乱もあり、今月は8月でもあるので何本か戦争映画、特に日…

「1640日の家族」フランスの里親制度を描いた真摯な映画…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「1640日の家族」(2021)です。 フランス映画です。それもフランスの里親制度を丁寧に描いた作品です。涙腺を刺激したい方には良いかもしれません。何を描いているかと言えば…

「ホステージ」あまり知られていないブルース・ウィリス主演 ポリスアクションですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ホステージ」(2005)です。 多分、余り知られていないブルース・ウィリス主演ポリスアクションです。監督が好いんですね、あの「スズメバチ」のフローラン・エミリオ・シリ…