レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ジェラシック・ワールド/新たなる支配者」(2022)です。
あの「ジェラシック・パーク」から6作目で、第二シリーズ「ジェラシック・ワールド」第三作目完結編です。
今回は、人間と恐竜がほぼ共存するような社会で一部の人間が恐竜の子供を密売しようとしており、又巨大イナゴを大量に生育し世界の食料市場を牛耳ろうとする世界有数の遺伝子工学会社の陰謀を暴くオーウェン(クリス・プラット)とクレア(ブライス・ダラス・ハワード)を描いています。
映画は手堅く纏められており、アクション、恐竜もふんだんに登場し飽きさせません。
のんびり鑑賞する分には申し分ないと思います。鑑賞した劇場にはお子さん衆も多く、私の座っていた処にお菓子、その袋など飛んできて一緒のお母さんも大変です。
でも、このシリーズも6作目でやはりマンネリ気味というか、素晴らしい悪役の登場が必要だと思います。ケチ臭いCEOではなく、スペクター並みの悪を登場させて欲しいと思います。
あの第一作「ジェラシック・パーク」のワクワク感はとても希薄になっています。やはり、ここは、暫くお休みにしてもう一度「ジェラシック・ワールド」の世界を再構築するのがよろしいかと思いますが。
この手の映画は大好きなので、もっともっと知恵を絞って欲しいと思います。例えば、クレアを演じるブライス・ダラス・ハワードは演技力もありとても良いのですが、もう少しセクシーな女優がよろしいのではないでしょうか? 生真面目過ぎて存在感が何か…
あの「恐竜100万年」のラクウェル・ウェルチ嬢のような。この手の作品、誰も女優の演技力など要求しませんので…少し古いですがアマンダ・セイフィールド、ヘザー・グラハム、若手ではシドニー・スウィーニー、特にシドニー・スウィーニーなんか良いと思いますが。 八点鍾
ブライス・ダラス・ハワード(ジェラシックワールド/新たなる支配者)より