レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「恋するプリテンダー」日本では殆ど評判になっていませんが、米国ではバッチリ稼いでいるラブロマンス映画…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「恋するプリテンダー」(2023)です。

 

 

ボストン大学法科学生ビー(シドニー・スウィーニー)は、金融会社社員ベンと親しくなり一夜を共にするが、些細な事からこじれてしまう。そんな二人がオーストリア、シドニーで姉(ハル)の結婚式でばったりと会い、破天荒のトラブルに…

よくある結婚式を舞台にするラブロマンス映画です。冒頭のコーヒーショップの出会いからまあうまく纏められたコメディだと思います。監督はウィル・グラック、この手の映画が得意なのでしょう。才気は感じられませんが、手堅く纏めています。

「リアリティ」では神妙に演じていたシドニー・スウィーニーですが、この作品では弾け捲くっています。まあ、良く似合っていますが。個人的には「リアリティ」の方が好きですが。

全体に下ネタ気味の映画ですが、そこが良かったのでしょう。私はそう考えています。日本では殆ど評判になっていませんが、米国では2億ドルを超える興行収入をマークしているそうです。

映画ファンの人達には不向きの作品ですが、偶にはこの手の作品も良いかなと思い鑑賞して見ました。まあ洗練された「ベスト・フレンズ・ウェデング」とか「フォー・ウェデング」とは少し味わいの違いラブロマンスです。

私がこの作品で一番驚いたのは、姉の結婚式が同性結婚式だったことです。おっと、もうそういう時代なんですね。知りませんでした。

色々と勉強になったこの映画、興味ある人は明日30日迄なので急いで劇場に駆け付けるか、配信を待って楽しんでください。結構イケるラブロマンスコメディです。  

                                   八点鐘

 

 

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