2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「アウトランド」(1981)です。この映画はSF映画ですが、ストーリーは西部劇「真昼の決闘」のリブートです。 木星の第3衛星イオ、チタニウム採掘基地で、原因不明の人身事故…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ソラリス」(2002)です。1972年にタルコフスキー監督「惑星ソラリス」のリブート作品になります。 原作者はスタニスワフ・レム、72年版と決定的な違いは上映時間です。この…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「タロットカード殺人事件」(2006)です。ウディ・アレン監督の軽い推理サスペンス、でもアレン監督だから中々見せてくれます。 IMDb スクープ記者ジョー(イアン・マクシェー…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「死と乙女」(1994)です。あのロマン・ポランスキー監督作品ですが、この作品はアリエル・ドーフマンの戯曲です。ですから、この映画には3人、ポーリナ(シガニー・ウィーバ…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「5月の7日間」(1964)です。 久しぶりに今は亡きジョン・フランケンハイマー監督の「5月の7日間」を鑑賞しました。色々と彼の作品を見ていますが、この政治ドラマが一番…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「セレンディピティ」(2001)です。 "ボーイ・ミーツ・ガール"の定石通りの良く出来たラブロマンス物です。でも、それだけでは面白くありません。そのスパイスが"セレンディ…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する作品は「ナイトマネジャー」(2016)です。 ジョン・ル・カレ原作のこの作品「ナイトマネジャー」は、彼の作品の中では異質の作品だと思います。それは、大富豪の武器商人対英国情報…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「国家が破綻する日」(2018)です。 嫌Kの人が大好きな、大好きなファクト。そうです、1997年アジア通貨危機時に発生した韓国デフォルト、正確に言えばIMFによる韓国救済をテ…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「トランセンデンス」(2014)です。 新しいタイプのSF映画と言っても良いでしょう。なかなか面白い映画になっています。監督はウォーリー・フィスター、撮影監督から初めて映…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「裏切りの暗闇で眠れ」(2007)です。 原題Truands、ギャングと言う意味なので期待しましたが、私達が想像している様な映画ではありませんでした。監督は「スパイ・バウンド…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「家族の肖像」(1974)です。 この作品は、どちらかと言えば、演劇的で彼の作品群の中では小品と言っても良いでしょう。全編セット撮影でカメラはセットから出ることはありま…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。少し遅れてしまいましたが、リトル・リチャードが亡くなりました。謹んで追悼いたします。 リチャードさんは余り映画には関係が深くないと思っていたら、「バンクジャック」(1971)で映画で使われ…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「スパイ・バウンド」(2004)です。 この作品は、1985年ニュージーランド、オークランドでフランスの対外治安機関DGSEによるグリーンピース活動船虹の戦士号が爆破された事件…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。「汚れた血」「美しき諍い女」で有名なミッシェル・ピコリさんが亡くなりました。謹んで追悼いたします。 ピコリさんのキャリアは、戦後から始まり、ヌーベルバーグから最近まで活躍しており、メ…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ワルキューレ」(2008)です。 この映画は1944年7月20日に起こったヒトラー暗殺事件を描いた映画です。ヒトラー暗殺を扱った映画、例えば「将軍たちの夜」「ヨーロッパの解…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ビリー・リンの永遠の一日」(2016)です。巨匠アン・リー監督作品ですが、劇場公開されずにビデオスルーとなった作品です。 19歳のビリー・リン特技兵(ジヨー・アルウィン)…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「チェイサー」(1978)です。ジョルジュ・ロートネル監督のハードボイルドスリラーです。 パリ、朝5時。グザヴィエ(アラン・ドロン)は国会議員で友人フィリップ(モーリス・ロ…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介するのはトマス・ハリス最新作「カリ・モーラ」です。 今日は映画ではなく、小説のご紹介です。あのハンニバル・レクターのトマス・ハリスの最新作になります。但し、この作品はレクタ…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「黒いジャガー(シャフト)」(1971)です。 数年前に「ブラックパンサー」という黒人ヒーロー映画がありました。興行的にも大成功を収めたと聞いています。それ以前に成功した…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「インフェルノ」(2016)です。 「ダ・ヴィンチ・コード」から始まるラングストン教授シリーズ第3弾は、パンデミックスリラーとして幕を開けます。 イタリア、フレンツェ。…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「メカニック」(2011)です。 この作品はマイケル・ウィナー監督(追跡者、狼よさらば)の「メカニック」(1972)のリブートですが、思いのほか良く出来たノワールアクションだと…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ハンニバル・ライジング」(2007)です。 この映画はトマス・ハリス氏によるハンニバル・レクターシリーズ第四作「ハンニバル・ライジング」の映画化作品です。監督はあの「…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ONCE ダブリンの街角で」(2007)です。 スケッチ風に撮られた作品ですが、丁寧に作られた佳品です。DVDについていたメイキングでは、製作予算12万ユーロ、撮影日数17日、隠…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ローマ、愛の部屋」(2010)です。この映画は劇場公開されなくて、ビデオスルーされたと聞いています。 この作品は、「アデル、ブルーは熱い色」と同種の映画です。LGBTをテ…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ブルーレクイエム」(2004)です。監督ニコラ・ブークリエフのフレンチノワールです。 プロローグ、郊外を走る現金輸送車、後ろを走るBMW 。その瞬間、現金輸送車が炎に包ま…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「コンテイジョン」(2011)です。 新型ウィルスの感染症とそのパニックと収束までを描いた映画で、テーマがテーマだけにこのような映画は余りありません。少し前このブログで…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「パリは霧にぬれて」(1971)です。 「雨の訪問者」に続くサスペンススリラーです。前作より、ムードを重視した作りになっています。 映画は、サン・マルタン運河のシーンか…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「キー・ラーゴ」(1948)です。ノワールスリラーの巨匠ジョン・ヒューストン監督の戦後復帰第二作目になります。 映画は、フランク(ハンフリー・ボガート)が戦死した部下の家…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「SHAME-シェイム」(2011)です。 監督は新鋭スティーブ・マックイーンです。映画は、主人公ブランドン(マイケル・ファスベンダー)が裸でブルーのシーツを纏いベットの横たわ…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「マッキントッシュの男」(1973)です。 監督がノワールスリラーの大巨匠と言っていいでしょう、あのジョン・ヒューストンなのです。「カサブランカ」を好きな映画ファンは多…