レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「城の生活」もっと重い映画かと思いきや明るいコメディでした…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「城の生活」(1966)です。

 

1944年フランス、ノルマンディー地方ラマンシュ県。馬蹄型の城に住むマリー(カトリーヌ・ドヌーブ)は夫ジェロームとその母と暮らしていた。戦時中でありながら平和そのものの暮らしでいつもパリに行きたいと夢想していた。そんな時、独国防軍クロップストック大尉率いる小隊が城に駐屯することになった。その夜、城の庭の木にレジスタンスのジュリアンが落下傘で降下して来た。彼は連合軍の上陸が始まると言うのだが…

レジスタンス物のコメディ映画です。私はもっと重い映画かなと思っていましたが、監督がジャン=ポール・ラプノーなので意外に軽く、良く出来ています。このブログでも「うず潮」「プロヴァンスの恋」を紹介しています。

見所は、マリーを演じるカトリーヌ・ドヌーブです。二十代前半のドヌーブが所狭しと言った感じで走り回ります。それも魅力一杯、若々しいドヌーブが。男なら誰もがひれ伏してしまうと言った感じで美し盛りのドヌーブをご覧になることが出来ます。うーん、本当に美しいです。

コメディエンヌのドヌーブ、調べてみるとこの映画で初めてコメディに挑戦したとか。大成功ですね。夫ジェロームを演じるフィリップ・ノワレのおとぼけの様な感じですが、これも又よろしいと思います。何と二人のお陰で海岸縁に設置された大砲を米空挺部隊が破壊でき上陸作戦は大成功し、マリーは夢見るパリへと言うお話しでメデタシ、メデタシでした。

このブログ作成にBD版を鑑賞しています。         八点鐘

 

 

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