レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「SHOGUN 将軍」"第一話と第二話"(2024)です。

五隻のオランダ東洋遠征隊は散々の有様であった。日本にやっとたどり着いたのはエラスムス号ただ一隻であった。生き残った航海士ブラックソーン(コスモ・ジャービス)は運良く石堂和成(平岳大)に目通りに許され、更に吉井虎永(真田広之)に謁見することが許されるのだった。時は慶長5年、もう間もなく関ヶ原の戦いが始まるのであった…
その昔、1980年テレビドラマ化された「将軍 SHOGUN」のリブート作品です。チラリとしか見ていません。御存じだと思いますがあの"三浦按針"の物語で、ブラックソーン役をリチャード・チェンバレンが演じていました。当然、吉井虎永は三船敏郎が演じていましたが、普通のハリウッド製時代劇でした。
但し、今回はかなり力が入っていて特に時代考証、セット、甲冑、刀剣、衣装、城郭建築、家屋が群を抜く程の出来栄えで、まず驚きました。又、日本を舞台にしたハリウッド製時代劇は多くの場合、武士どうしの会話であっても英語を話すのですが、この作品は違います。日本人同士が話す場合は日本語を話しています。キャストも良く、時代は変わったのですね。
だから、全体の印象がまるで本場時代劇の雰囲気で、殆ど違和感なく鑑賞できます。うーん、美しいです。
例えると「風林火山」「影武者」「乱」程上手く仕上がっていませんが、丁寧に製作されており、且つビックバジェットの大作なので結構楽しめました。又、当時の英国とスペイン、ポルトガルとの敵対関係等丁寧に描いているので大変勉強になったと記しておきます。
但し、お辞儀をしなかったので行き成り殺される漁師(1980年版もありましたが描写が穏やかだったと記憶しています)、釜茹でのシーンは勘弁して欲しいですね。驚きました。もっと凄い映画もありますが、この程度でも私ダメなんですよ、この手のシーンは。 八点鐘




