史劇 歴史物
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「アラトリステ」(2006)です。 17世紀スペイン、傭兵隊長アラトリステ(ヴィゴ・モーテンセン)の半生を描いた作品で、ネーデルランドでの戦い、ブレタの包囲戦、オランダ私掠…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「楽園の瑕 終極版」(2008)です。 ウォン・カーウェイ監督初の武侠映画です。欧陽鋒の有名な武侠小説『射鵰英雄伝』『神鵰剣俠』を映画化したものです。 12世紀中国、西域の…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「遠すぎた橋」(1977)です。 「大列車作戦」を鑑賞して、何かもう一本戦争映画が見たくなったのでこの作品を選んでみました。鑑賞後この作品で良かったと思いました。理由は…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「崖上のスパイ」(2023)です。 1934年、中国共産党は満州国へ4名の間諜を送り込む。が、満州国側は特務機関の調査によって彼らが侵入することを知っていた。彼らは、ウート…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日は少し趣向を変えて、織田信長が桶狭間の戦いの戦勝祈願の為、熱田神宮で起こったことを少しご紹介したいと思います。 先週、木村拓哉さん達が「レジェンド&バタフライ」ヒット祈願の為、熱…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ノースマン 導かれし復讐者」(2022)です。 映画は復讐物で、大鴉王(イーサン・ホーク)が外敵遠征で凱旋するが、叔父フィヨルニルの暗殺で命を落とす。息子アムレート(アレ…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ナポレオン」(1927)です。 フランスのアベル・ガンス監督作品「ナポレオン」を1983年にフランシス・フォード・コッポラ監督が配給し日本で東京、大阪、名古屋等で公開した…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「デュエリスト/決闘者」(1977)です。 この作品は、内容が渋いので日本では「エイリアン」後の82年に公開されており、見逃した方もいるのではないかと思います。ジョセフ・…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ノベンバー」(2017)です。 初めてのエストニア映画ですが、軽く考えてまったく予備知識なしで鑑賞したのが間違いでした。中世の干乾びた寒村での話ですが、冒頭"使い魔ク…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ヴィドック」(2001)です。 この映画は、世界初の探偵と言われる19世紀初頭に暗躍したこのフランソワ・ヴィドックと言う男が、警視総監に依頼されて落雷殺人事件を解決する…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「グランド・マスター」(2013)です。 映画は、1930年代中国南部佛山の武術家葉問(イップ・マン:トニー・レオン)の生涯を描いた作品で、彼が40歳頃東北地区の重鎮ゴン・パオ…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「オフィサー・アンド・スパイ」(2019)です。 御年88歳のポランスキー監督作品です。あのドレフュス事件を扱った映画です。気合が入った作品になっています。そうですね、彼…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」(2019)です。 今回のロシアによるウクライナ侵攻に於いて、あるブロ友から1930年代に起こった人為的飢饉ホロドモールの事を教えて貰い…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「キングダム・オブ・ヘブン(ディレクターズカット版)」(2005)です。 映画は、12世紀後半のフランス。鍛冶屋バリアン(オーランド・ブルーム)は、自分は勇敢な騎士ゴッドフリ…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ケマダの戦い」(1970)です。 あの「アルジェの戦い」で名を上げたジロ・ポンテコルヴォ監督が名優マーロン・ブランドを起用して作り上げた映画です。ブランドの場合「戦艦…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「パットン大戦車軍団」(1970)です。 そうです、あの米国陸軍で一番勇猛果敢なパットン将軍の映画です。冒頭、巨大な星条旗の前で演説をぶつパットン、極論すればそれだけの…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「薔薇のスタビスキー」(1974)です。 苦手なアラン・レネ監督作品です。いや、彼の映画難しいですね。私にとっては睡眠薬のようですが。でも「去年マリエンバート」は降参し…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「アポカリプト」(2006)です。 監督は「マッドマックス」シリーズで有名なメル・ギブソン、ジャンルはよく言えばジャングル活劇ですが、ターザン映画の様な物でなく、もっと…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「レッズ」(1981)です。 ウォーレン・ベイティが製作、監督、脚本を手掛けた作品で81年アカデミー監督賞を得ています。それ以外に助演女優賞(モーリン・ステイプルトン)、撮…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「デルス・ウザーラ」(1975)です。 この作品、巨匠黒澤明監督フィルモグラフィの中でも異色の一編と言ってもいい作品です。「トラ!トラ!トラ!」で降板した後、製作された「…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「聯合艦隊司令長官 山本五十六-太平洋戦争70年目の真実-」(2011)です。 映画は、今年の1月に亡くなられた半藤一利原作「聯合艦隊司令長官 山本五十六」をベースにされてい…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「薔薇の名前」(1986)です。 イタリアの作家で記号学者ウンベルト・エーコの同名小説を映画化したものです。多分、こういう映画は初めてでしょう。中世、北イタリア、山の上…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「お嬢さん」(2016)です。 監督が「オールド・ボーイ」のパク・チャヌク、でも米国で製作した「イノセント・ガーデン」が彼らしさが出ていなかったのであまり期待せずに見ま…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ヒンデンブルグ」(1975)です。 懐かしい作品です。丁度この頃、日本映画界はパニック映画が中心で、この作品もパニック映画として公開されたことを覚えています。加えてあ…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ガーンジー島の読書会の秘密」(2018)です。 英国とフランスとの間にあるチャネル諸島にあるガーンジー島で、独軍占領下で起こった事件を元にメアリー・アン・シェイファー…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「トム・ジョーンズの華麗なる冒険」(1963)です。 監督がトニー・リチャードソン、英国フリーシネマ運動の旗手と言った方が通りが良いと思います。同じような監督にカレル・…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「セデック・バレ 第二部虹の橋」(2013)です。 勇猛なセデック族は霧社を制圧すると、山の中に消えて討伐部隊を待った。意外にも霧社での殺戮は、逃げた生存者からの通報で…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「セデック・バレ 第一部太陽旗」(2013)です。 昭和5年に台湾で起こった原住民族が起こした最大の抗日蜂起事件、霧社事件を描いた作品です。私もこの蜂起事件を知ったのは、…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「スローターハウス5」(1972)です。 この作品は、ニューシネマの代表作「明日に向かって撃て」(1969)でブレークしたジョージ・ロイ・ヒル監督が、映画化したい題材を好きな…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ラスト・オブ・モヒカン」(1992)です。 演技派男優No.1と言って良いでしょう、ダニエル・デイ・ルイス唯一のアクション映画です。舞台は1757年、英仏戦争時の北アメリカ、…