レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「クワイエット・プレイス」サスペンスたっぷりのエイリアンホラー映画…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「クワイエット・プレイス」(2018)です。

 

 

地球外からやって来た鋭敏な聴覚を持つ異生物に襲われた人類は、細々と音を立てずに生き延びていた。町から離れた朽ちた農家でアボット一家は生活していた。イブリン(エミリー・ブラント)は、夫、長男、長女の4人はひっそりと生き延びていた。彼女は妊娠しており、一年前に些細なミスで次男を異生物に殺された過去を、家族は引きずっていた…

あのリドリー・スコット監督「エイリアン」の亜流のようですが、異生物(エイリアン)の造形を含めて、とても良く出来ています。サスペンスたっぷりで、サスペンスタッチを比較すればこちらの方が巧いかも知れませんが、「エイリアン」は謎の惑星、宇宙空間、宇宙船内での起きる恐怖演出のみならず、その造形、特に宇宙船内の造形が素晴らしくて何やらゴチックホラーの趣もあり、やはり少し及ばない感じがします。

ラスト近く、階段での釘で足を痛めてのたうち回るイブリンに襲いかかろうとする異生物、子供達も穀物貯蔵棟で襲われ中に落ちてしまう。流砂のように飲み込まれてしまう長男アボット、なかなか楽しませてくる監督ジョン・クラシンスキー、うーん、美しいです。本当にこの映画、サスペンスたっぷりの佳品だと思います。

このブログ作成にBD版を鑑賞しています。               八点鐘

 

追記 続編「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」に続き第三作「クワイエット・プレイス デイ・ワン」が来年公開されるそうです。

 

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