レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「エイリアン4」ジュネスタイルのエイリアン映画ロン・パールマン、ドミニク・ピノンが楽しい…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「エイリアン4 完全版」(1997)です。

映画は、宇宙空間に浮かぶ軍管理の実験宇宙船オーリガ号では、前作で自殺したリプリーの血液からリプリー8号(シガニー・ウィーバー)を再生に成功し、且捕らえられてエイリアンを使ってエイリアン兵器化の研究が行われていた。そこに密輸船ベティ号が冷凍睡眠中の人間を乗せて到着した。彼らはオーリガ号で宿主になろうとしていた。が、一匹のエイリアンが檻を破り、あっという間にエイリアン達によって船が占拠される。リプリー8号とベティ号乗組員は、エイリアンが闊歩する船内を通り抜けてベティ号に逃げ込もうとするのだが…

この公開当時この作品、監督がジャン=ピェール・ジュネなので彼のユニークな個性がもっともっと突出している作品なのかなと思いましたが、然程でも無く、今一つでしたが、今回は完全版を鑑賞して、意外に面白い作品であることに気付きました。

違いはオープニングとエンディングで、特にオープニングが素晴らしいので映画に引き込まれます。エイリアンと思しき虫を潰すオーリガ号の乗組員、カメラがズームバックしてオーリガ号の全景をワンカットで見せるジュネらしいオープニングに引き込まれます。エンディングは到着した地球が荒廃しているシーンが追加されています。

脇のロン・パールマンとドミニク・ピノンを見ているだけでも楽しいのですが、この作品の一番の問題はハイブリッド・エイリアンの造形でしょう。この造形は余りいただけません。

本当は、別デザインのハイブリット・エイリアンがあったのですが、これまたグロすぎてボツになったとか。

 

このブログ作成にBD版を鑑賞しています。            八点鐘

 

 

                     このようなスタイルだったらしいのですが、少しグロいですね

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