レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「エイリアン2」 年末、又キャメロン旋風が吹き荒れそうですね…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「エイリアン2」(1986)です。

「アバター2」の公開を控えていますので、この作品を取り上げてみました。加えて、キャメロン監督について私が思っている事をご紹介したいと思います。

映画は、あのノストロモ号を脱出したリプリー(シガニー・ウィーバー)は救出される。会社の諮問会でノストロモ号を破壊した責任を問われ航海士資格を剥奪され、従業員として働いていた。エイリアンがいた惑星は、現在テラフォーミング中でその入植者との連絡が付かなくなったと幹部社員バークから連絡が入り、やもを得ず植民地海兵隊ゴーマン中尉と戦闘艦スラコ号に乗り込み、惑星LV-426へ向かうのだが…

見る人によっては、あのリドリー・スコット監督「エイリアン」を超える面白さと言う人もいるでしょう。戦争アクション的な作品ですがとても良く出来ていると思います。アクション派の監督ジェームズ・キャメロンの面目躍如と言っていいでしょう。

彼は、色々な作品を作っていますが、大体このタイプのSFアクションが多く、あの「タイタニック」も彼が作るとアクション映画になってしまいます。沈没寸前のタイタニック号でローズとジャックを追うスパイサー(デビィド・ワーナー)を見て、私は悲しくなった思い出があります。

大衆芸術である映画はある程度観客に寄り添って欲しいと私は思いますが、何もここまで観客に寄り添わなくてもと。彼は、若い頃ロジャー・コーマンの下で働いていたので、その影響だと思います。

この作品では、それらが巧く噛み合ってとても良く出来て映画になっています。アクションのテンコ盛りのテンコ盛りで、ラスト、スラコ号でエイリアンクイーンとパワーローダーを操作するリプリーのアクション場面、私ここまでやってくれるとは思いませんでした。うーん、美しいです。

又、戦闘艦スラコ号、M56スマートガン、M41Aパルスライフル、セントリーガン、ドロップシップ、APC等の造形も素晴らしいと思います。

こういうアクション派の監督は、ジェームズ・キャメロンだけでしょう。「アバター2」も観客を素晴らしい世界に連れてってくれることでしょう。

このブログ作成にBD版(完全版)を鑑賞しています。       八点鐘

 

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