レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「トブルク戦線」ロック・ハドソン、ジョージ・ぺパード共演の懐かしい60年代戦争アクション…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「トブルク戦線」(1967)です。

1942年9月、ロンメルアフリカ軍団がエジプト迄あと一歩という処まで迫っていた。英陸軍はトブルクにあるロンメル軍団の燃料貯蔵所とその海岸砲台を破壊する作戦を認可した。発案者クレイグ少佐(ロック・ハドソン)はアルジェ港でフランス軍の捕虜となっており、ドイツ系ユダヤ部隊SIGバーグマン大尉(ジョージ・ぺパード)達に救出され、ハッカー中佐率いる英コマンド部隊と共にトブルク急襲の為、長距離急襲作戦に出かけるのだった…

最近、ふらりと大手電機屋に立ち寄り人がいないDVDコーナーを覗くとこの映画があるじゃないですか、懐かしさの余り購入しました。思い返ると、当時こういう映画が多かったなと思います。例えば「ナバロンの要塞」「特攻大作戦」等この手のマカロニ戦争映画もありました。

その昔、画質も良くTV放映では無かったシーンも多く、ホンも意外に細かく書かれている為、戦争超大作ではありませんが、こんなに良い作品だったのかと思いなおした次第です。監督はあの「ある愛の詩」のアーサー・ヒラー、こういう映画も撮っていたのですね。がっちりと纏めています。

ロック・ハドソンよりジョージ・ぺパードが輝いている映画ですね。あの「ブルー・マックス」を思い出して下さい。あの感じです。P-40戦闘機の攻撃、地雷原、敵スパイ、アラブ部族、砲台急襲アクション等この手のアクションのテンコ盛りですが、一番のシーンは、独軍戦車を奪い取り主砲で燃料貯蔵所を攻撃する処で、現時点の目でもなかなか迫力があると思います。

TV鑑賞した時は、気付かなかったんのですがジョージ・ぺパード達はドイツ系ユダヤ人で英軍に協力している部隊、こういう人達がいたのも今回初めて知りました。色々な意味で戦争は複雑なんだと。

スカッとしたい人、戦争物が大好きな人にお薦めですね。ああ、言い忘れた共演のナイジェル・グリーンがなかなか良くてね。嫌な英軍将校役でいい味出しています。

このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。             八点鐘

 

 

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