レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「追いつめられて」『大時計』をリブートしたサスペンススリラーですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。ご紹介する映画は「追いつめられて」(1987)です。

米海軍ファレル中佐(ケビン・コスナー)は、航海中波に足を捕らえて溺れかけた兵員を助けて新聞に載った。この記事を見たブライス国防長官(ジーン・ハックマン)はファレス中佐をワシントンへ呼び寄せた。ファレスはあるパーティでスーザンと言う女性と会い深い仲にになってしまう。週末スーザンとファレルは旅行に出掛け、帰宅時に偶々ブライスが訪れ、ファレルは裏口から帰宅するが、スーザンとブライスは些細なことから言い合いになり、ブライスは誤ってスーザンを二階から突き落として殺してしまう。

が、ブライスの部下スコットが一案を講じ、KGB工作員の仕業にしてファレルに捜査させるのだが…

この作品、私は見ていませんが1948年製作「大時計」のリブートと聞いています。前述したプロットで、かなりサスペンスたっぷりのスリラー映画になっています。

一度TV放映を見ていますが、最近DVD手に入れたので鑑賞しました。サスペンスたっぷりで大変楽しめました。ケビン・コスナーとジーン・ハックマンのやり取り、スーザンを演じるショーン・ヤングがなかなかセクシーで…うーん、美しいです。

このヤング嬢、有名な「ブレードランナー」ではまるでお人形の様な美しさで目を見張りましたが、この作品では驚いたことに演技をしているんですね。まあ、演技幅はあまり広くないと思われますが、とても良い感じで。

監督はロジャー・ドナルドソン、手堅く纏めています。とても好い仕事をしていると思います。特に後半はサスペンスたっぷりで、アッと驚くラストは、概ね察しは付きますが、なかなかよろしいかと。

このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。             八点鐘

 

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