レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「リベンジ」(1990)です。
米海軍操縦士コクラン(ケビン・コスナー)は除隊し、メキシコに住んでいる友人メンデス(アンソニー・クイン)の招待を受け、暫くそこで過ごすことになった。メンデスには二つの顔があり、裏では犯罪組織のボスであった。そこにはメンデスの美しい妻エミリア(マデリン・ストウ)がおり、欲求不満気味の彼女とコクランは親密になってしまう。やがて、彼らの中がメンデスの知る処になり、二人は残酷な仕打ちを受けることに…
驚く様なストーリーではありません。ケビン・コスナーが一番人気のあった頃の作品で、監督がトニー・スコットなのでそんなに悪くはなく、メキシコの風景が良く撮れており、後半の展開、復讐談になり特にミゲル・フェラーが登場するあたりからハードボイルドタッチでなかなか見せてくれます。いい雰囲気です。
まあ、後半がなかなかハードなので結構見られるノワールスリラーになっています。アンソニー・クインも貫禄タップリでなかなか良いし、甘いケビン・コスナーがもう少しハードだともっともっと良くなったと思いますが、でも、まあいい映画だと思います。
興味を持った方はぜひ鑑賞して下さい。楽しめると思います。メンデスの妻エミリアを演じたマデリン・ストウが一番輝いた頃の作品です。うーん、美しいです。
このブログ作成に輸入盤BDを鑑賞しています。 八点鐘
この動画はコスナーとストウが親密になるシーンです