レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「コール」誘拐をテーマにしたサスペンススリラー映画ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「コール」(2002)です。

 

オレゴン州ポートランドで生活しているカレン(シャーリーズ・セロン)は、医学博士の夫ウィルを送り出すと娘アビーと自宅に戻ったが、そこにジョーと名のる男が現れ、アビーを仲間マービィンが連れ去り、カレンもジョーに拘束されるのだった。又、ウィルにも魔の手が伸び、シェリルと言う女に監禁されるのだった。互いに連絡を取り合う誘拐犯達に翻弄されるカレン達だった…

誘拐をテーマにした作品です。監督がルイス・マンドーキ、「男が女を愛する時」「メッセージ・イン・ア・ボトル」等ロマンス物が得意な監督なので、全体に今一つ盛り上りに欠ける感じです。もっとサスペンスを盛り上げて欲しいと思います。

ジョーを演じるケビン・ベーコンが偉そうに、俺達は確実に身代金を手に入れる方法を見つけたんだとか抜かしますが、アラアラ、何ということはありません。互いに連絡を取り合っているぐらいで…

ラストは、夫ウィルの自家用水上セスナ機が登場して、アクションたっぷりの見せ場になります。ちょっとチグハクな感じもしますが、ここはまずまず丁寧に撮っているので楽しめます。こういう処もFBIのヘリを巧く組み込んで頂くと、もっともっと楽しめるのですが。と、色々不満を書きましたが、この手の映画を始めてご覧になる方であれば、結構楽しめると思います。

登場キャストの中では、シェリルを演じた女性ミュージシャン出身のコートニー・ラブがなかなか良いなと感じ入りました。シャーリーズ・セロンは美しいのですが…

でも「マッドマックス 怒りのデスロード」は素晴らしかったのですが。

このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。             八点鐘

 

 

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          コートニー・ラブ  なかなか渋い