レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「ホワット・ライズ・ビニース」オカルテックなサスペンススリラー、後半ヒッチサスペンス全開で美しいです…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ホワット・ライズ・ビニース」(2000)です。

 

クレア(ミシェル・ファイファー)は、大学教授の夫ノーマン(ハリソン・フォード)と湖畔の家で静かに暮らしている。娘は大学に進学して今は二人きりで、そんな中クレアの周りでは何か奇妙な出来事に気付くのだった。隣人の奥さんの姿が消えたり、玄関の扉が開いたり、通気口にある奇妙な鍵、ノーマンの額が落ちたり、浴槽に映った女性の影とか何か不思議な出来事が起こっているのではと考えていた。

そんな時、友人ジョディと交霊会を試るが上手く行かなかったが、何かが自分の周りで起こっていることを感じるのだった…

ヒッチコックタッチのサスペンスミステリーです。特に後半の浴槽でのサスペンスが効いているというか、素晴らしいと思います。うーん、美しいです。

映画としては、オカルテックな味付けで少し分裂気味ですが、ラストのシーンが良いから、この映画大好きです。ゼメキス監督って、ヒチコック監督がとても好きなんだということが良く判りました。と言うより、この手の映画を製作する場合、ヒチコックスタイルを自分なりに昇華して製作するしかないのですね。だから、麻酔薬ハタロンを使い、浴槽での自殺を演出するシーンはもう涙物で…

130分と上映時間が少し長い、特に前半が長いですが、この手の映画が大好きな方は楽しめると思います。

このブログ作成にDVD輸入盤を鑑賞しています。         八点鐘

 

www.youtube.com

www.youtube.com

 

wedplain15.hatenablog.com

 

wedplain15.hatenablog.com

 

wedplain15.hatenablog.com