レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「ゴジラXコング 新たなる帝国」トレーラーを見た時からある種の不安が…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ゴジラXコング 新たなる帝国」(2024)です。

ゴジラは強敵メカゴジラを粉砕し地上の怪獣王として君臨、キングコングも地下空洞に君臨していた。そんな中同族の幼獣スーコを見つけ、彼の後を追うと同族が新たな怪獣スカーキングが支配されているのを知る。地上でも怪獣スキュラ、ティアマットが暴れ始める。特務機関モナークに所属するアイリーン(レベッカ・ホール)も謎の電波信号を確認し、仲間たちと探査機ヒーヴで地下空洞へ向かうのだが…

ビッグバジェットの怪獣映画、大ヒットしているそうのなので敢えて言うことはありませんが、前作に比較してファンタジー色が強くなり、加えてキングコング種の幼獣が登場してきたことで、私はあの作品「怪獣島の決戦 ゴジラの息子」(1967)を思い出しました。この作品から、私は急速にゴジラに対して興味を失いました。

何だか人間に近くなり、あのオドロオドロシイ恐怖の塊、破壊神ゴジラは消滅してしまったと。まあ、他人様がやっている事なので、とやかく言っても始まりません。

映画はそう考えない人にとってはまあ良く出来ていると思います。迫力もあります。そして、変な愛嬌もあり払った入場料はペイできると思います。楽しめると思います。

私が考えるゴジラは前述した様に破壊神なので、それ以外はあまり興味が無くなり、私は、その後冒険サスペンススリラーの世界へ移ることになり、いまでもその世界にどっぷりと浸かっているのですが。

幸いにして、本家東宝映画「ゴジラ-1.0」は破壊神ゴジラに舞い戻っていますので、暫くはこちらを応援したいと思います。               八点鐘

 

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