レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「アンノウン」リーアム・ニーソンとジャウム・コレット=セラ、コラボ第一作ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「アンノウン」(2011)です。

植物学者ハリス博士(リーアム・ニーソン)は、学会出席の為妻と共にベルリンに到着する。ホテルでチェックインする時に忘れ物に気付いた彼は、空港に戻るためタクシーで戻ろうとする。が、そのタクシーが事故で橋から転落し河の中に。気付いた彼は記憶障害を起こしてしまう。症状が安定し、ホテルに戻ると妻は別の男と宿泊しており、彼のことは知らないという。何が何だか分からなくなったハリスは再び病院に戻るが、埒があかない。同情してくれた女性看護師がユルゲンと言う男なら何か教えてくれるとカードをくれ、彼はユルゲンに会いに行くのだが…

このジャウム監督とリーアム・ニーソンがタッグを組み始めた第一作です。でも、何か相性が良くて、サスペンスもアクションもキレが良く、特に元東ドイツ秘密警察シュタージのメンバー、ユルゲン(ブルーノ・ガンツ)が登場する辺りからサスペンスがさらに盛り上がり、あっと驚くようなラストに雪崩れ込んで行き、うーん、美しいです。

こういう海外で色々なトラブルに巻き込まれるというのは、よくあるパターンで、例えば少し古いのですが「逆転」(1963)とか「フランテック」(1988)が有名だと思います。

この映画も、前半は少しテンポがゆっくりですが、後半はアクションのつるべ撃ちの感じで飽きさせません。とても巧いと思います。

このジャウム監督、最近はこの手のサスペンスからデイズニー冒険映画、DCコミツク映画を製作しているようですが、個人的にはこの手のサスペンスアクションをお願いしたいのですが。

このブログ作成にBD版を鑑賞しています。         八点鍾

 

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追記 これらの作品で一番好きなのは、「ラン・オールナイト」かな。アクション満載で楽しくて。

 

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もう一つ、忘れていました。

 

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