レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ハートブルー」(1991)です。
ハーバード大学出身のFBIユタ捜査官(キアヌ・リーブス)は、LAで多発する歴代大統領仮面を被った強盗団の捜査を担当することになった。ベテラン刑事パパスと共にもう一度事件を洗い直し、奴らがサーファー仲間であることを掴み、ユタは身分を隠してある女性サーファーに近付くのだった…
良く出来たノワールスリラー映画です。監督が「ゼロ・ダーク・サーティ」「ハート・ロッカー」のキャスリン・ビグローなので旨く纏めています。この映画の場合は、MTV風演出でちょっと普通の刑事物とは違う味わいになっています。
80年代後半は、マイケル・マンがTVシリーズ「マイアミ・バイス」が当たっていたのでそのスタイルを多分お借りした物でしょう。全体に普通の刑事ドラマらしくありませんが、いい味が出ているので私はこの作品が好きです。
キアヌ・リーブスがとても良いですね。アクションシーンが良く、ラストのスカイダイビングシーンも迫力があってとても良いと思います。但し、普通の捜査ドラマを期待していた観客は、何だか変な友情ドラマだなと思われることでしょう。まあ、ハリウッド映画ですから何でもありですね。
このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。 八点鐘