明けましておめでとうございます。昨日、能登半島地震で被害に遭われた方、心よりお見舞い申し上げます。
さて、レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ワンダとダイヤと優しい奴ら」(1988)です。
吃音のケンはボスのジョージと宝石強盗を計画し、ワンダとオットーを仲間に約2000万ドルのダイヤを強奪する。が、彼らは誰一人仲間を信用せず、ワンダとオットーはロンドン警察にジョージが犯人と密告し、ジョージは逮捕される。が、ジョージは既にワンダ達の行動を読んでおり、宝石の隠し場所を変えていた。ワンダとオットーは、ジョージが法廷弁護士アーチに何か漏らしているのではとワンダが色仕掛けで口を割らせようとするのだが…
結構笑えるスクリューボールコメディです。何が良いと言うとまず、法廷弁護士アーチを演じるとぼけたジョン・クリーズ、外国語フェチのワンダ(ジェイミー・リー・カーティス)、ニーチェ大好き拳銃男オットー(ケヴィン・クライン)そして熱帯魚好き吃音男ジョージのこの四人組が弾けて弾けて観客を楽しませてくれます。
一番凄いのが事あるごとにワルサーP5拳銃を撃つオットーかな、ケヴィン・クラインが楽しそうに演じています。次におとぼけ弁護士役ジョン・クリーズ、やってくれます。外国語フェチのワンダ、熱帯魚好き吃音男ジョージもまあまあ笑わせてくれます。あの「モンティ・パイソン」スタイルで…
ラスト辺り少しやり過ぎの感がありますが、まあ、うまく纏めていると思います。久々に鑑賞しましたが、殆ど粗筋を忘れていたので結構楽しめました。
前述した様に今年は元日から大型地震が起こり、大変な年の感じです。ウクライナ戦争、ガザ紛争も更に加えて紅海での海賊破壊行動、更に台湾総統選挙等色々と大変な年になりそうです。今年は歯を食縛って頑張り時なのかもしれません。
こんな時だからこそ、馬鹿なコメディで腹を抱えて笑い、心を和ませて欲しいと思います。このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。 八点鐘