レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「エメラルド・フォレスト」ブアマン監督の文化人類学的アプローチと言うか、 異色のジャングルアクションですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「エメラルド・フォレスト」(1985)です。

 

ビル・マーカム(パワーズ・ブース)はダム建設技師、ある日彼は家族を連れて工事現場へ行ったが目を離した隙に息子トミーを見失ってしまう。どうやら息子は先住インディオに連れ去られた様で、以後ビルはジャングルを捜索するが手掛かりはなかった。10年後ビルは手掛かりを見つけ、更にジャングル奥深くに入るが、別のインディオに襲われるが、彼は別のインディオに助けられる。驚いたことに、そこにはトミーと思しきインディオが…

只のジャングル活劇とだけでは括れない異色の映画です。監督はあのジョン・ブアマン、「殺しの分け前 ポイント・ブランク」「太平洋の地獄」「ザルドス」、評判の良くなかった「エクソシスト2」もありましたが、日本では色々とカットされた90分バージョンの為でオリジナル版を鑑賞すれば再評価されると思います。

この作品も若干癖のある映画で、アマゾン奥地の"インビジブルピープル"と呼ばれる先住民を描いているのでその辺りの描写、文化人類学的アプローチが一つのフィルターになっていると思います。

その辺りをどう感じるか? 泥臭く嫌だなと思われる方は駄目でしょうが、そう感じなければこれはこれで、結構纏まった異色の冒険映画だと思います。インディオの風習、文化等丁寧に描いているし、又特殊な薬物を利用して想起能力を向上させて子供の頃の記憶を思い出させるところ等、結構見せてくれます。

そういう意味でとてもユニークな映画になっています。又、あくまでも私の感じですが、少しあのキャメロン監督作品「アバター」の様な味付けも感じます。そういう意味で異色のジャングルアクションと言って良いと思います。

このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。              ハ点鍾

 

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