レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

番外編「お楽しみはこれからだ」

レタントンローヤル館にお出で頂き有難うございます。今日、10/7に和田誠さんがお亡くなりなったことを聞きました。

和田誠さんはイラストレータ、映画監督、エッセイストなど多彩な方ですが、私は映画評、対談が好きでした。

特に、70年代初頭からキネマ旬報で始まった「お楽しみはこれからだ」はとても素晴らしいと思いました。第一回目は間違っているかもしれませんが、「第三の男」でオーソン・ウェルズが言う名セリフだったと思います。

「ボルジュア家の圧政がルネサンスを生んだが、スイス永世中立の結果、生れた物は鳩

時計だけさ」

私は、このセリフを聞いてびっくりしました。「第三の男」はなんという映画なんだ。幸いにしてリバイバル上映をしていたので、慌てて鑑賞しました。私にとって映画というものを教えてくれたのは和田誠先生でした。

もう一つ、大スタージェームス・スチュアートとのエピソードも後で知って鳥肌が立ちました。

間違いなく天国の門でスチュアートが和田先生を待っているでしょう。

「和田君、来るのが速いじゃないのかね?」とスチュワート

「皆さんに早く会いたくて」

そこには、アル・ジョルソン、ヒチコック、ボガート、ワイラー、キム・ノバック、グレース・ケリーも。そんなシーンが浮かんできます。

ご冥福をお祈りいたします。合掌。

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さらば友よ イラスト

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 和田誠氏