レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

番外編「太陽がいっぱい」「警部」のマリー・ラフォレさん追悼

レタントンローヤル館にお出で頂き有難うございます。今月の2日のことですが、あの「太陽がいっぱい」のマリー・ラフォレさんが亡くなりました。

本当に残念なことですが、この日本では「太陽がいっぱい」しか彼女の有名な作品はありません。ここでは彼女の晩年の作品「警部」を紹介したいと思います。監督はジョルジュ・ロートネル。

あらすじは、フランスのある地方都市で殺人事件が起き、ベルモンド警部が派遣され、汚職警官と組織暴力と対決するというもので、彼女はブルジョワジーのゴージャスな女性を演じていました。監督がロートネルですからタッチはアクションコメディで、肩の凝らない映画です。サウナのシーンなどとても笑わせます。音楽はフィリップ・サルド、中々凝ったジャズサウンドを聞かせてくれます。

原題はサツかヤクザか、この題名からこの映画のスタイルが分かるかと思います。

                                    八点鍾

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太陽がいっぱいより

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