レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「トスカーナの休日」(2003)です。
サンフランシスコに住むフランシス(ダイアン・レイン)は、夫から離婚され、傷心癒す為、イタリア、トスカーナ地方のパックツアー"旅するゲイ"に参加する。途中コルトーナと言う町で「ブラマソーレ(太陽に憧れて)」という名の古い屋敷を購入し、不動産屋から紹介された三人のポーランド人を助っ人としてリノベーションをするお話です。
人の良い不動産屋、女好きなイタリア人マルチェロ、フェリーニの映画「ドルチェビータ(甘い生活)」と出たという奔放なキャサリン達が織り成す明るいラブ・ロマンスで甘いラストも定石どおりですが、上手く纏めています。私はこの作品結構好きです。
理由は、ダイアン・レインが等身大のヒロインを演じており、これが結構笑えて、又、底抜けに明るいイタリアを舞台にしているのが良いと思います。フランシスの友人役でサンドラ・オーが共演しているのもプラスになっています。
監督は、脚本家出身のオードリー・ウェルズ、少し前に癌で亡くなっているそうです。残念です。この手の作品をガンガンと量産して欲しかったと思います。
このブログ作成にBD版を鑑賞しています。 八点鍾
同種の映画作品