レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「モンタナの目撃者」(2021)です。
映画は、森林火災でトラウマを負ったスモークジャンパー(森林火災初動部隊)に所属しているハンナ(アンジェリーナ・ジョリー)が、フロリダで不正会計調査している捜査官が殺し屋に殺されて、ペアで調査していた捜査官オーウェンは息子コナーを連れて、モンタナに逃げる。
が、二人の殺し屋はオーウェンの行先を調べて待ち伏せしていた。オーウェンは射殺されるが、コナーは父親オーウェンに教えられた通りに、小川から川そして町へと逃亡を始める。そこにハンナが現れて彼を助ける。二人の殺し屋達は、山火事を起こしてコナーを追い始めるのだが…
監督はティラー・シェリダン、あの傑作「ボーダライン」の脚本家ですが、彼の監督作品は初めて鑑賞しました。とても良く纏めていますが、もう少し、例えばラストシーンは少し平凡で、もう少し才気が欲しいなと思いました。
が、オーウェンを殺害するために待ち伏せするシーンは、PSW MK107自動小銃、AR-10カービン銃を乱射して、カットも素早くとても迫力があります。すこしエコーがかった銃声も迫力があって良いと思います。
加えて、火災の中の殺し屋との対決、森林火災の描写土が燃えるのですね、深夜、雷雲近くの開けた草原を避雷しながら走り抜けるシーン等良いシーンあり見ごたえあります。
次回作も期待したいと思います。 八点鍾