レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ヒットマン」(2007)です。
リュク・ベッソン制作のアイドス製殺し屋ゲームの映画化です。うーん、商売人というか目の付け所がなかなか上手いと思います。お話としては、以前このブログで紹介した「ソルト」「レッド・スパロー」「ANNA」のようなお話ですが。映画としてはそちらの方が志が高いと思いますが。
映画は、スキンヘッドで頭の後ろにバーコードのタトゥーを入れた「エージェント47」と呼ばれるヒットマン(ティモシー・オリファント)が、ロシア大統領ベリコフ暗殺時に嵌められた陰謀をその愛人ニカ(オルガ・キュリレンコ)と共に、インターポール、FSB(ロシア連邦保安庁)の追跡を潜り抜け、その真相を暴くというものですが…
全体に破綻なく上手く纏まっています。映画としては描写が少しハードですが、この手の映画を好まれる方はちょっと物足りないかもしれません。私なんかガンファイト、ソードファイトのテンコ盛りで飽きてきますが。
ラストのMi-24攻撃ヘリの乱射シーンは、好きな人にはたまらないシーンだと思います。普通はシーキングやピューマを改造したヘリコプターが多いのですが。
又、今回再見してニコを演じた、オルガ・キュリレンコ余り見せ場の無い役ですが、まあ手を抜かずにやっているなと。前作「薬指の標本」の方が初々しくてよかったと思います。監督はザヴィエ・ジャン。
このブログ作成にBD版を鑑賞しています。 八点鍾