レタントンローヤル館

主に映画のお話

「白鯨との闘い」あのハーマン・メルヴィル「白鯨」のもとになった捕鯨船エセックス号の悲劇を描いた作品ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「白鯨との闘い」(2015)です。

1850年、米国捕鯨基地ナンタケットから捕鯨船エセックス号が太平洋に向かって出港します。一等航海士チェイス(クリス・ヘムズワース)はベテランだがこの航海には不満だった。船主との契約で船長をやる予定であったが、今回だけと言うことで家柄だけで選ばれたバラードに譲らなくてはならなかったからだ。

ホーン岬を回り太平洋に出るエセックス号、エクアドルから南に2000マイル離れた海域でマッコウクジラの大群を見つけ、捕鯨を行うが巨大な白マッコウクジラに襲われて、捕鯨船は沈没、チェイスは残された乗組員と共に3隻の捕鯨艇で南米エクアドルを目指さねばならなかった…

私は知りませんでしたが、あのハーマン・メルヴィル「白鯨」のもとになった捕鯨船エセックス号の悲劇を映画化したものだそうです。いや、メルヴィル著「白鯨」は素晴らしい小説です。傑作であり力作です。読んだことありますが、色々な資料が記されており読みにくい程です。

ジョン・ヒューストン監督の傑作「白鯨」を見ていますが、この作品と比べて捕鯨基地ナンタケットの描写、洋上シーン特に捕鯨艇による捕鯨シーンが素晴らしいと思います。あのヒューストン版「白鯨」もオズワルド・モリスの撮影が素晴らしい出来栄えでしたが、こちらの主にデジタル撮影が見事です。後半がサバイバル劇になってカリバニズムなど描写されエグイの内容になりますが、先ずはバランスがとれており、最後迄飽きさせません。

監督はベテラン、ロン・ハワードなのでうまく纏めていますが、私は、もう少し演出に個性が欲しいと思います。但し彼は「ビューティフル・マインド」で第74回アカデミー監督賞を得ています。

このブログ作成にBD版を鑑賞しています。            八点鍾

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