レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

番外編 「戦後経済史は嘘ばかり」を読んで…

レタントンローヤル館にお出で頂き有難うございます。今日はずっと読んで見たかった高橋洋一著「戦後経済史は嘘ばかり」の感想をご紹介したいと思います。

 

 

今から20年程前、財務省からのニュースで日本国債が国民一人当たり800万とか色々と新聞、TVニュースで報道されたと思います。そのニュースを聞いて日本って借金大国なんだ、まだ増税かと暗鬱な気分になったことがありました。

暫くしてから、ネットでこの高橋洋一氏が日本国のバランスシートを見て下さい。確かに借金はありますが、それ以上に資産がありますので日本は大丈夫ですと。

実際、バランスシートを見てみると資産が上回っており、借金大国ではなくてほっとした経験がありました。その時からです、私が財務省、マスコミ報道を信用しなくなったのは。

今回の減税も、彼の試算では50兆円ぐらいは可能で、今年15兆円、来年15兆円、それでも足りなければもう15兆円ぐらい行うことぐらいは可能だとのこと。岸田首相の慎ましさというより"Z(財務省)のポチ丸出しだ"と彼は言っております。

ある人から彼の「戦後経済史は嘘ばかり」を読むと良いよと言われたので、読んでみました。奇跡の高度成長は官僚の政策指導とか言われましたが、それは全くの噓で一番の要因は米ドルとの為替レート、バブル経済で日銀の余計な引き締めのせいでデフレ不況に陥ったこと等が書かれています。目から鱗でした。

 

でも、この本を読んで一番良かったのは、国際平和5要件を知ったことです。

1 きちんとした同盟関係をむすぶこと     リスク40%減

2 相対的な軍事力が一定割合増すこと     リスク36%減

3 民主主義の程度が一定割合増すこと     リスク33%減

4 経済的依存関係が一定割合増加すること   リスク43%減

5 国際的組織加入が一定割合増加すること   リスク24%減

    ブルース・ラセット&ジョン・オニール「Triangulating Peace」より

いや、勉強になりました。

 

ご興味を持たれた方、一度読んで見て下さい。勉強になります。    八点鐘

 

 

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