レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「イコライザー」デンゼル・ワシントンが必殺仕置人を演じる痛快作…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「イコライザー」(2014)です。

 

ホームセンターで淡々と働くマッコール(デンゼル・ワシントン)は人当たりの好い男、が彼には裏の顔があった。かってDIA(国防情報局)で働いていたこの男は正義の必殺仕置き人だった。深夜彼は近くのダイナーで若い女性が車に押し込められるのを目撃する。数日後、彼女はとある病院のICUに運ばれていた。マッコールの正義感が爆発するのだった。敵は元スペツナズのロシアンマフィアだった…

デンゼル・ワシントンが必殺仕置き人を演じる、彼にとっては当たり役と言って良いでしょう。冒頭が少し冗長気味ですが、それを過ぎると怒涛アクションのつるべ撃ち、且つサスペンスフルでなかなか良く出来たフイルムノワールというよりサスペンススリラーになっています。

特に、マッコールのアクション演出、行動を起こす前に敵を十分観察し、事前に脳内でどのようにサンクション(制裁)を行うか、更にトータルで何秒以内に終わらせることが出来るのかと丁寧に演出しているところがとても素晴らしいと思います。馬鹿々々しいと言ってしまえばお仕舞ですが、それを丁寧に演出しているところがとても良いと思います。うーん、美しいです。

というアクションスリラーなっています。監督はアントワーン・フークラ、「トレーニングデイ」から仲ですから気心が知れているのでしょう。とてもよく纏まった痛快作だと思います。

このブログ作成にBD版を鑑賞しています。              八点鐘

 

 

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