レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「必死の逃亡者」巨匠ワイラー監督のとても良く出来たサスペンススリラー…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「必死の逃亡者」(1955)です。

 

グレン・グリフィン(ハンフリー・ボガート)と仲間二人の脱獄囚は、インディアナポリス郊外のヒリアード一家4人を人質に取った。グリフィンの情婦から送られる小包を待ち、逃亡する計画だった。ヒリアード家の主人ダン(フレデリック・マーチ)は、妻子を守る為、あの手この手を使って警察に連絡をしようとするのだが…

巨匠ワイラー監督のサスペンススリラーです。その昔、マイケル・チミノ監督「逃亡者」(1990)と言う作品を見た時、ウィリアム・ワイラー監督「必死の逃亡者」のリブートだったのでいつかは見てみたぃ考えており、今回実現しました。

いや、映画はとても良く出来ており驚きました。キャスティング、プロット、そのサスペンスタッチ、ヒチコック監督とそん色ない位の出来栄えで嬉しくなりました。

元々この映画は、劇作家ジョセフ・ヘイズが書いた戯曲と小説を基にしており、ブロードウェイ公演ではボガート役をポール・ニユーマンが演じていたそうです。

映画の見所は、勿論サスペンスの連打とグリフィンを演じるボガートとヒリアード家主人ダンを演じるフレデリック・マーチの丁々発止の演技合戦というか、どちらもとても旨いのですが、私はボガートの方を買います。理由はフレデリック・マーチは泥臭くなく、特にラスト等あまりにも上手く行き過ぎな感じで、こんなに上手くいくのかなと感じました。でも、まあ映画ですから。

演出スタイルが、今の時代に比して迫力に欠けますが、なかなか見せてくれます。

さすがウイリアム・ワイラー監督です。ヒチコック監督に勝るとも劣りません。うーん、美しいです。

このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。              八点鍾

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  こちらはマイケル・チミノ版予告編です。ミッキー・ロークとアンソニー・ホプキンスが共演します。こちらはもう一つと言う感じですが…

 

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