レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「ジェミニマン」SFアクション大作だけど

レタントンローヤル館にお出で頂き有難うございます。本日ご紹介する映画は「ジェミニマン」です。

映画の冒頭、高速列車に乗っている標的を鮮やかに仕留めるシーンは素晴らしく、監督があの「ラスト・コーション/色戒」のアン・リーだから、こりゃ面白くなるなと感じます。が、これが罠で、ウィル・スミス扮する暗殺者のアジトが襲われるが、上手く逃げ、コロンビアで再びヒットマンの攻撃を受けて、何とか逃げ切り、ヒットマンの残留物から、ウィル・スミスのクローンヒットマンと分かるまでなかなか面白いのですが、それから先の展開はありきたりで、ちょっとがっかりしますが、こういうアクション物が大好きな方は楽しめると思います。

個人的には、もう少しプロットに捻りを聞かせて欲しいと思います。後半のアクションシーンももう少しディテールを利かしてもらうともっと面白くなると思います。加えて、キャストも平凡でもっと冒険してもらうと作品に味わいが出て来ると思います。

と書きましたが、平均以上の作品に仕上がっていますので、十分楽しめると思います。ウイルとメリー・エリザベス・ウィンステッドのコンビ、特にウィンステッドは勇ましくてとてもいい。                           八点鍾

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IMDb

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