レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

番外編「ブルーアイス」マイケル・ケイン&ショーン・ヤングのサスペンススリラー

レタントンローヤル館にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ブルーアイス」(1992)です。

マイケル・ケインの映画を始めて見たのは「ズール戦争」でした。その後「国際諜報局」「アルフィー」「駆逐艦ベッドフォード」と彼の映画がドーンと入って来ました。

この映画は、彼お得意のサスペンススリラー、「国際諜報局」の流れを組む映画です。

ハリー(マイケル・ケイン)が自慢のジャガーXK150FHCを運転していると後ろからメルセデス560SLが接触して、運転していたステイシー(ショーン・ヤング)と親密になるのだった。ハリーはジャズバーのオーナーで、ステイシーは駐英米国大使夫人だった。ハリーは彼女から人を捜して欲しいと頼まれ、彼は元軍情報部で働いていたので、警察にいる友人からその男の情報を貰い、彼が滞在しているホテルを訪ねると、男は死んでおり、ホテル隣の高架線を逃げていく男を見つけたので追跡するのだが・・・

ハリーはジャズバーのオーナーなので、前半は中々好い雰囲気です。中盤からサスペンススリラーになり、最後は「カサブランカ」のような終末を迎えます。なかなか良いエンディングになります。

当時、映画館で鑑賞した時はあんまり感心しませんでしたが、今鑑賞するととても良い感じで惚れ直しました。

こういうサスペンススリラー、当時は沢山製作されていましたが、現在はほとんど見ることは出来ません。私個人の思いとしては、コミック映画はもうたくさんなので、この手の映画が量産されることを願って止みません。

監督は「悪魔の戦士ハイランダー」のラッセル・マルケイ、この映画なかなか良かったのでマルケイ監督もっと成長するのかと期待しましたが、余り伸びずにがっかりしましたが、でもこの映画を再見すると意外に器用だったんだと感心しました。 

このブログを作成するにあたり配信された映画を鑑賞しています。但し、ちょっと古い作品なので色彩の発色が少し悪かったように思います。        八点鍾

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